リコード法料金、検査内容、コーチング、そしてアポロヘルスの重要性

あるサイトには、当院について「・日々の悩みを受け止めてくれるコーチングに救われている。・親身に話を聞いてもらえ、明確な答え、意見、理由がもらえる。・親切でユーモアに溢れる先生。スタッフは丁寧で親切。」という評価がある一方で、「・リコード法初回の検査も高かった。コーチングも非常に高すぎて現実味がない。価値観がズレていると感じた。」とも書かれていました。

1,検査料金について、皆様の理解が得られていないようなので、説明します。

検査項目は、ブレデセン先生が必要な検査をリスト化しています。それに忠実に当院では検査を行っています。初診時の検査項目は基本検査として50~60項目を行っています。リコード法を行っているという医療機関も当院以外にありますが、リコード法必須項目のrT3を行っているのは、私の知る限り当院だけの様です。また、TGFβ1は、残念ですが当院が委託していた検査会社が取り扱いをやめてしまったので、その代わりにアポロヘルスに問い合わせをしてMMP9検査をしてくれる海外の情報を得ています。このように検査一つとっても、常にアップデートが必要です。また、脂質検査やミネラル検査の中には、血清検査で行っても意味がないものがあり、それらについては赤血球での検査が必要ですが、日本ではできないためアメリカに送って検査しています。本当にリコード法を行うとなると、その他にも海外に血液を送らなければならない場合があり、費用が高くなります。

2,コーチングの料金についての説明。

パーソナルコーチングは、マンツーマンで毎日でもコーチや医師と連絡がとれて指導を受ける事のできる充実したコースです。一方グループコーチングは、定員7名までで、4か月間でリコード法の基盤であるブレデセン7を独り立ちできるようにするもので、これが24万円ですので、とてもお得なコーチングです。

当院の新井綾子コーチは、受講者様の為に、英文メールをアポロヘルスに送り、アポロヘルスのタウンホールミーティングでも何度も質問して、情報をアップデートしています。必要があれば時差のあるアメリカに夜中に電話をして確認しています。おそらく、ブレデセン先生も、アン先生にも、日本のアヤコという名前は、なじみになっている事でしょう。

月3回1時間のセッション以外に、週2回生活状態を確認してもらい、質問には何でも答えてもらえる。さらに医療的な内容になれば、私が答えるといったコーチングが、月6万円ですので、とてもコストパフォーマンスは良いはずです。リコード法は、決して一人で情報集めて行う事はできません。日本には日本の事情というか状況がありますから、食べ物一つとっても確認したくなることが非常に多いです。運動も、脳トレも、サウナ一つとっても、リコード法を行う上でコーチの存在、アポロヘルスの存在は非常に大きいです。

 

3,アポロヘルスの個人レポート作成を、リコード法を行う上で当院が必須と考える理由。

リコード法の心髄は、アポロヘルスの存在です。リコード法の検索でトップに出てくるクリニックが(BFLクリニックではなく)あるのですが、そちらでは、ブレデセン先生の肩書すら間違っています。いったいいつの情報?アポロヘルスのこと知らない?アポロヘルスを活用していない?と本当に不思議になります。リコード法2.0認定医にとって、ブレデセン先生とアポロヘルスの存在なくして、有効な治療に結び付く神経科学の情報を自分で集める事はほぼ不可能です。

そのアポロヘルスを利用するためには、個人レポートを作製する必要があります。これが、とても時間がかかる作業です。まず、問診に1~2時間かかります。検査項目は多岐にわたりますので、またアメリカと単位が違うだけでなく、どう判断するかアポロヘルスに確認をしなくてはレポート作成の入力をできない検査項目もあります。

よって、BFLクリニックでは、きちんとアポロヘルスを利用しています。しないでリコード法を行う事は、私には結局それって、リコード法じゃないと言わざるを得ないです。

ちなみに、ブレデセン先生の肩書は、『The End Of Alzheimer’s 』の著者であり、アポロ・ヘルス社の最高科学責任者、そして脳の健康研究のパイオニアである。が、正解です。ご自身のサイトにそのように書かれています