リコード法のコーチングの必要性
BFLクリニックでは、リコード法治療を実践される方にはライフスタイルコーチングを受けられることをオススメしております。
当院には幸い、リコード法公認のヘルスコーチが在籍しておりますので、とても質の高いコーチングをお受けいただくことができます。
ということを患者さまにご説明いたしますと、よく患者様に、
「プロのスポーツ選手でもない自分たちにそこまで必要なのか?」とご質問をいただきます。
当然のご質問だと思います。
そのご質問にお答えする前に、コーチングの内容をざっくりご説明いたします。
・毎週ZOOMにて例えば「血糖コントロール」など各テーマの知識のブラッシュアップ、
・お食事のお写真や、毎日の生活のご様子(どのくらい運動されたか、何時に起きて就寝されたかなど)を細かくご報告いただき、それに対してコーチからフィードバック、
・リコード法を行っていると、無限に湧いてくるご質問に、回数無制限でご回答
・アポロヘルスへ直接ご質問をご希望であれば、その内容を代理にてご質問いたします
・リコード法OK食材やレシピのご紹介
などなど書いていくとキリがありませんが、、、
親切丁寧なコーチのおかげで、コーチングを受けていただいた方には、コーチングを受けてよかったとのお声をいただいております。
もちろん内容とのコストパフォーマンスは全然悪くないと自負しておりますが、安いお値段ではございません。
ではどうしてこのようなサービスを、患者様には強くオススメしているのでしょうか。
答えは簡単です。
ライザップはご存知でしょうか?
結果にコミットする、あのCMでおなじみの、マンツーマン筋トレのライザップです。
多くの方が、今までに英会話、ダイエット、ゴルフ、、どれも最初は今度こそ頑張るぞ!と意気込んで始めたのに、気づいたら3日坊主で終わってしまった経験があることと思います。
私もあります。
自慢ではありませんが英会話、ダイエット、ゴルフ、どれも3日坊主で終わらせたことのある経験者です。
話が逸れましたがライザップの価値は、コミュニケーションです。
継続することが何より難しいダイエットをライザップは、コーチとコミュニケーションを取らせることで継続可能にしています。
リコード法も同じです。
糖質を摂りすぎずケトン代謝の状態になっていることがリコード法の基本中の基本ですが、
リコード法を頑張ってみようと思われる患者様の中で、毎日確実にケトン代謝になっていると自信を持って言える方はどれだけいらっしゃるでしょうか。
ケトン代謝になっているかストリップを使ってチェックしている方はどれだけいらっしゃいますか?
(尿ケトンや息で測定するタイプの中には精度が微妙なモノもあるので要注意です)
コーチングを受けていただく場合には、必ず血糖とケトンの値をご報告していただくようお願いしておりますので、3日坊主にはなりようがありません。
そしてリコード法では何より、何をしたら良いのかわからないことはありませんか?
よくわからないのでとりあえずリコード法推奨サプリをいくつか飲み始めてみたり、、、
もちろんそれも悪くないですが、それだけではなかなか効果を出すことは難しいと思います。
リコード法のライフスタイルコーチには、短期集中で質問し放題の環境と、お金を無駄にしたくないというプレッシャー、
もちろん絶対やるぞという気持ちの方が参加されるのでそのバイアスはありますが、
「やり切らせる仕組み」があります。
もともとできる人はすでにやっています。
コーチに、ケトン体を毎日測定してくださいと言われなくても既に測定しているでしょう。
そういう方はコーチングをお受けいただく必要はございません。
きっとすでにご自身でアポロヘルスのサイトを読みこみ、ブレデセン博士の新刊本を読み込み、疑問点は英語でググられて大体の答えを見つけていらっしゃると思います。
でもこれが出来る(ご家族の)方がどれだけいらっしゃるでしょうか。
皆様ただでさえとてもお忙しい毎日を過ごされておられます。
そんな中で多くの情報を集め、実践する、時間とやる気を捻出するのは楽ではありません。
だからこそのコーチングです。
コーチングでは、どうやったら努力なしで継続できるか、という技術もございます。
体育会系な根性論で乗り切らせるわけではございません。
そして、「頑張ればできる」ということに気づくことができることもコーチングの魅力です。
リコード法も、初めは何から開始して良いかわからない状態だったけれども、
意外と自分で使いこなせるようになっているな、という感覚を持っていただきたいです。
そして当然ですが情報は常にアップデートされます。
リコード法だけではなく、医療や科学技術の世界では、昨日までの常識が非常識になることも稀にございます。
非常識とまでいかなくても、医学や栄養学でアップデートされない情報は、注目に値しない、価値の少ない情報です。
コーチングの内容も、当然それに伴いアップデートを繰り返しております。
医師である自分も、情報を常にアップデートする必要性を痛感しておりますので、
最新の情報を(日本語で)楽に得られる環境は、コーチングのとても大きな魅力の一つだと思います。