日本のリコード法検査の大きな飛躍・Cyrex Array が今年中にできるようになる!!!!!

アメリカ機能性医学協会のリコード法2.0認定医の齋藤信子です。
本日は東京品川で、高濃度ビタミンC点滴療法の講習と試験に行ってきました。
会場のエントランスには、大きなツリーときれいな紅葉のお庭。最初から、なんだか良い予感がありましたが、、、こんなところで、こんなすごい情報にぶつかるとは、、とびっくりなことがありました。

ビタミンC点滴療法の関連企業のブースが並んでいる中、毎日毎日今でも繰り返し読んでいる『アルツハイマー病の真実と終焉』の本の表紙を見つけてびっくり。近づいてみると、、、。

『今年中にサイレックスアレイ検査が行えるようになる』というではないですか、、、。デトックス社が、半年ほど前に交渉しているとは聞いていたものの、こんなに早く実現するとは思っていませんでした。
ビックニュースです!!!
すごいぞ、デトックス社!!

『リコード法の検査をすべて日本でやれるようにする』という事を目標に医院を開業した私ですが、この検査、本当にしたかったのです。やっとできる。うれしくて、感動が収まりませんでした。詳しく聞きたかったけど、試験勉強のため時間がなかった。でもいいのです。とにかくできるようになるという事が聞けたのですから。しかももうすぐ。待望でした。ほんとに嬉しいです。患者さんが検査に来られる前に、まず私自身と母の検査を出そうと今から考えています。Cyrex Array 20 のBBBの破綻はまず調べたい項目です。

Cyrex Array 2:腸内抗原透過性スクリーニング
腸のバリア機能を持つたんぱく質のゾヌリン/オクルディンに対する抗体をしらべる。陽性なら腸管上皮細胞の障害、タイとジャンクションの破綻があり、つまりリーキーガットのがあると考えられる。抗LPS抗体の存在も評価する。

Cyrex Array 3:小麦/グルテンプロテオーム反応性と自己免疫
グルテンを作る2つの分子(グリアジンとグルテニン)の異なる領域に対する抗体を評価する。グルテンの反応をしらべるためには絶対的に必要な検査。

Cyrex Array 4:グルテン関連交差反応性食品および食品感受性
リーキーガットを起こす可能性のある、ライ麦・大麦・ゴマ・オート麦・米に対する感受性検査。50%近くのセリアック病患者はグルテン除去食では改善しない。そのような人のための検査。

Cyrex Array 5:脳たんぱくを攻撃する自己抗体

Cyrex Array 10:複数の食品免疫反応
180種類の食品を検査。縮小版は90種類。生だけではなく、加熱調理によってタンパク質が変性した食品、加工された食品、混合された食品など、自己免疫の引き金になる事が知られている複数の形態の食品が検査対象に含まれる。

Cyrex Array 11:化学免疫反応性スクリーニング
自己免疫の引き金となり得る環境要因で、鍵となる化学物質への免疫反応を測定。暴露のみではなく、ヒト組織に結合した化学物質への抗体量を測定することによって体への負荷が明らかになる。

Cyrex Array 20:脳血管関門透過性(BBBの破綻)
バリアを失うと病原菌が脳に侵入する。多発性硬化症(MS)・ルーゲリッグ病・老人性痴呆・アルツハイマー病・パーキンソン病・てんかん・脳卒中・そのほか神経変性障害のリスク評価をサポートする。外傷性脳震盪でも早期より診断される。ストレス・外傷・環境トリガーによって引き起こされるBBBの破綻を評価。