リコード法を日本で行う。大変だったこと。

デール・ブレデセン博士

(注意)ブレデセン医師の画像は、掲載許可をもらっています。
勝手にコピーしないで下さいね。

リコード法を初めて知ったのは、本「アルツハイマー病真実と終焉」からです。
その前から、機能性医学には興味があり、自然療法研究家として生きていこうと、勉強していました。そしてこの本と出合って、ブレデセン医師の言葉から自分の目指していた医療に確信を得て、本当に嬉しかったことを昨日の事のように思い出します。『リコード法は西洋医学と東洋医学の融合だ』というブレデセン先生のスライドの動画は、一生忘れないでしょう。

リコード法の認定医になる方が良いよと、私の背中を押してくれ、先にリコード法2.0認定医になった娘(増田陽子)に続いて、私もなりました。

リコード法2.0認定医になったと言っても、日本ではこれほど、リコード法の診療をやりにくい、とは知らずに、うっかり「リコード法の検査が全部できる医院を作る!」なんて宣言してしまいました。意地っ張りの私は、その言葉を撤回するのはどうしても嫌で、とにかく突っ走ってきました。検査会社の皆様には、よくぞここまでお付き合いしてくださったものだと、今でも感謝しています。〇〇ザ〇ルさんと、〇〇〇さんには、足を向けて寝れません。ありがとうございました。

そして、診療を始めてからもいろいろな苦労が続きました。今でもまだ、検査の事では胃が痛くなるような事もあります。でも、だいぶ慣れてきました。患者さんのお陰です。そして、スタッフの協力もありがたいです。

現在の大変なことは、サプリメントや医薬品の輸入です。未承認医薬品を使うことになりますので、医師といえども自分の責任で自分で輸入しなくてはなりません。輸入代行業者の中には、質の悪い会社もあり、びっくりすることもありました。ですから今はなるべく自分で輸入することにして、日々格闘しています。、、、と言っても、実はここにも、私には大きな助っ人がいます。わがクリニックの宝、新井リコード法2.0認定コーチです。新井さんは、スーパーウーマンです。新井さんと出会えなかったら、今のクリニックでできることの2割くらいしかできなかったのではないかと思います。新井さんにも、足を向けて寝れません。

そして、HPの作成にも、強力な協力者がいます。私の細かな注文に、いやな顔一つしないでどんどんHPを改良してくれる〇〇さん。そして、薬機法や医師法など法令順守の観点から常にアドバイスをくれる〇〇さん。このおふたりにも、足を向けて寝れません。

最後に、はるか南半球から励ましてくれる夫。お金使いすぎてごめんなさい。さらに、私の素早い方向転換にもめげず、文句も言わずに仕事をしてくれているスタッフのおふたり、そして無給の姪たち。足を向けて寝れません。

ということで、大変な思いをして、なんとかここまで来たという感慨にふけって、つらつらと今日は書かせていただきました。これからは、リコード法を日本に広めるために、日本の医師がリコード法を行いやすくするように、私が苦労して解決してきたことを、希望する医師の先生方に伝授していこうかと考えています。

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