アロマターゼの暴走を止めよう!
ホルモンの検査をした時、テストステロンやDHEAが低い場合、
アロマターゼという、アンドロゲン(テストステロンやDHEA)をエストラジオールやエストロンに、変換するアロマターゼという酵素の働きが強すぎる可能性があります。
もちろんエストラジオールやエストロンなども、骨を丈夫にしたり(骨粗鬆症の予防や)、血管を広げる作用があるため、高血圧の予防など他にも様々な健康効果がありますが、
何事も程度が重要で、多すぎるとインスリンの制御が悪くなり糖尿病になったり、肥満や男性の場合、前立腺肥大や前立腺癌、女性の場合、乳がんを引きおこうす可能性があります。
そのため、アロマターゼという酵素を阻害する薬は、乳がんや子宮内膜症の治療に使われていますが、
これらを病気の予防のために使うことはできません(副作用があるため)。
そこで副作用のないナチュラルな、アロマターゼ阻害作用のある食物や栄養素を生活に取り入れることで、安全にこれらを予防することができます。
こちらにあるような、食品やハーブ、栄養素は安全にアロマターゼを抑制します。
これらを調べていた時に、私が特に面白いと思ったのは、
アロマターゼを阻害する物質の一つに「フラボノイド」があります。ぶどうに含まれる成分ですね。
その中でも、あるフランスのカヴェルネ・ソーヴィニヨンでは、そのフラボノイドの量がとても多かったそうです。
美味しいワインを飲んで、アロマターゼを阻害できるなんて良いな、と思いました。