アトピー性皮膚炎の薬を使わない治療

本日はアトピー性皮膚炎に対する薬を使わない治療法のご紹介です。

従来の保険などの治療では保湿剤や抗ヒスタミン薬、ステロイドの治療などがあります。

当院では、薬を使わずに様々な病気を改善する方法をご紹介しています。よろしければぜひご参考にされてください!

 

まずアトピー性皮膚炎で一番注意していただきたいのは、日々のお食事です。

食物アレルギーがアトピー性皮膚炎の一般的な原因であると、多くの研究者が報告しています。

 

食物アレルギーというと、一般的なのは甲殻類やマンゴーなどの、食べてすぐに蕁麻疹などが出てくる即時型アレルギーですが、

そのような明らかな症状が出るアレルギー以外に、実は知らないうちに、徐々に体に影響を与えるタイプのアレルギーもあることが知られています。

遅延型フードアレルギー、遅延型食物アレルギーなどと言ったりします。

 

もちろん人によって、何の食品にこの遅延性フードアレルギーがあるかは違うのですが、

一般的なのは、

  1. 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)
  2. 小麦
  3. 豆類
  4. コーン

などです。好きで、たくさん食べているものがアレルギーを引き起こしやすくなる傾向があります。

これらを一旦除去した除去食で、実に74%が症状の改善があったという論文もあります。

 

また、亜硫酸塩や着色料、グルタミン酸などの加工品に含まれる化学物質もアトピー性皮膚炎の症状を起こしやすいため注意が必要です。

 

トランス脂肪酸が、アレルギー性皮膚炎の有病率と関係があるという論文もあります。

トランス脂肪酸は、あまり質の良くない揚げ物や焼き菓子、マーガリンややショートニングなどに含まれている、明らかに体に良くない油です。

炎症を惹起して、アレルギー性皮膚炎を始め、心筋梗塞などの様々な病気を引き起こすため、アメリカやカナダ、台湾などではすでに禁止されています。

 

油が全て悪いわけではなく、亜麻仁油などのω3が豊富な食べ物やサプリメントはむしろアトピー性皮膚炎を改善するので、ぜひトランス脂肪酸には注意してください。

 

また非常に興味深いのは、烏竜茶のアトピー性皮膚炎に対する治療効果です。

半年以上、ステロイドの塗り薬や、かゆみ止めを飲んでも良くならなかったアトピー性皮膚炎の患者さん121人に(平均年齢24歳、範囲16〜58歳)、1日1,000 ml の烏龍茶を飲んでもらったところ、

1か月の時点で、実に63%の患者さんで症状の改善を認めたそうです。

(17%の患者さんが著しく改善、46%が中程度に改善)

この烏龍茶の効果は、飲み始めてから通常1〜2週間以内に現れたということですので、アトピーで悩まれてる方は、烏龍茶、お嫌いでなければぜひ飲み始められてみてください。

 

次回は、アトピー性皮膚炎に対するおすすめのサプリをご紹介します。

ぜひ次回もご覧ください。